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カバラの書物は私達が現実の全体のなかにいると伝えます
現実の完全体があり、そこが私達の実在する所
しかし私達にその感覚は全くありません
自分達が何者で何処にいるのかについての感覚は完全に限られていて
次の瞬間に人生で何が起きるか知らないぐらいです
私達は、何故ものごとが起きるのか、いつそれが起きるのか、
私達が何処から来て、何処にいて、何処に向かっているのか知りません
全ての部分を含んだ完全体の現実が存在し
この現実は分けられいて、複数の“世界”という体系によってフィルターされています
五つの世界からなる完全現実の作用で
永遠の光は弱まり、私達が知覚できる明るさになります
この最初の世界はアダム・カドモン (Adam Kadmon)の世界と呼ばれ
次の世界はアズィルット(Atzilut)
次がベリア(Beria)
そしてイェツィラの世界(Yetzira)
そしてアスィヤ(Assiya)です
これらは意識、近さ、または距離のレベルとして解釈できます
私達は完全の現実、その繋がりと認識から下降し
最後にマクソンまたは障壁と呼ばれる分離点に達します
これらは霊的な世界です
この障壁の下に私達の世界があります
ここでは私達に霊的な世界の感覚は全くありません
私達が実際にいる所、最初にいた所の感覚
ここでは私達は“肉体”又は“身体”という限られた感覚を持ちます
もし私達がこの完全な光と現実の全体のことを知り、それと繋がることができたなら
私達は運命を制し、過ちをなくし、私達を導く力を理解し
すべての生き物の利益の為に人生をフルに生きれるぐらい、 力との繋がりを手に入れるでしょう
しかしカバラが隠されていたように、この力、この完全な現実も故意に隠されてきました
これらのレベルを通り125段階の体系に従って 弱められてこの世界の中に至りました
カバラの目的は人に、この世界への下降から
霊的な世界にある私達のルーツ、私達の源と完全現実に 結合するまでの125段階を遡らせることです
その達成を可能にするため、私達が「創造主」と呼ぶ慈善の力は、
故意にこの体系を私達の為に創造しました、言い換えると
この創造の地図は、創造の完結ではなく
まだ中間地点ということです
それは、創造の計画を完結させるため この完全現実と再結合するために私達が 霊的な世界のルーツから今の私達がいる状態まで 下降してきたプロセスです
トーラー、ミシナ、そしてグマラを含むカバラの全書物の伝えることは、
これらのレベルの中での状態だけです
私達の魂が完全結合から転落しながら減少したことと
上昇して遡るときの私達の状態、両方です
カバラの方法は人に霊的な世界の感知を始めさせて
そこに入ることを可能にさせる手段です
そうする為には 私達は教えを受ける必要があります
私達が何から創造されているのか
私達がこの世界に入ることを阻止するもの
スピリチュアリティーの感覚を取り戻すことを 可能にする方法についてです
これにはとても特殊な教材、
人を霊的な世界に入らせる目的で 直接的に創られたものが必要です
カバラの書物は枝の言葉で書かれており、その理解は私達にとってとても困難です
どのようにしてこの高次現実に入れるのか について私達がなにかを学ぶため、
それらを地上界で使用できるようになることが、とても難しいことは少しも不思議ではありません
しかしカバラのもたらす偉大なことは、我々の世代において、 1995年にカバラが世界全体と それを本当に必要とする人々に開示されてから
特別な書物が私達の為に用意されました
これらの書物、注釈書はバール・ハスラムと 彼の息子で弟子のラバッシュによって書かれました
それは初めて、霊的な世界の中に既にいるカバリスト達の為に 書かれたものではありませんでした
それらは霊的な世界に入ることを 望む人々の為に書かれました
それらは人々が梯子の最初の段に足を掛けることを 可能にする特別な言葉で書かれています
これからのレッスンでは、それらの書物からの資料を使います
見ていく内容は
私達を霊的な世界の中に入れさせない特質は何か
私達を霊的な世界に入ることを可能にするものは何か
バール・ハスラムの功績を通し、カバラの科学において顕示された方法です
<マイケル・ライトマン博士からの引用>
カバラの英知は上層世界と私達の存在の根源に 到達する実用的な方法を教えます
人間はまだこの世界の中で生きている間に、人生の本当の目的を理解することによって完全性、平安、際限のない喜び、そして時空の限界を超越させる能力を獲得します
来週にお会いしましょう エキサイティングな旅が始まります